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一般事務部門



弊社における一般事務とは、設計に関わる周辺業務をサポートする職種になります。
パソコンでのデータ入力、必要な書類の作成、会議資料の準備など広範囲に渡って業務を行うポジションになります。一部業務内容の詳細を以下に紹介します。

ファイリング(データや書類の保存)

作成された書類や図面を、種類別や日付ごとに分類してバインダーやフォルダに収め整理していく業務です。また、電子帳簿保存法が施行されたためメールなどの電子上で取引された書類はデータのまま保存する必要があるなど、電子データの取り扱いや保存方法には一定のルールが設けられており正確さと日々の整理が必要になっています。

書類作成

書類作成では、定められたフォーマット(図枠)に、必要な情報を入力し作成していく業務です。但し、取扱う書類には、見積書や仕様書、図面といった商品の取引に関するものをはじめ、会議の議事録など多種多様な書類があります。会社で使用されるあらゆる書類を作成する重要な役割です。

手配(発注)作業

手配(発注)とは、登録されている図面を元に数量や手配先を指定し、部品の手配や組立作業などを依頼する業務のことを言います。協力会社との取引きに関わる業務なので正確性が求められます。



CAD製図部門




製図とは

製品を製造するために、大きさや形状が描かれた図面を作成することをいいます。完成した図面の指示通りに制作すれば、正しい製品が作り上げられることができます。
手書きで描く方法は少なくなってきており、CADなどのPCソフトを使用した製図方法が近年では主流になっています。あらゆる部品は大小かかわらず、すべて製図された図面を基にして作られています。

製図の必要性

高品質の製品を作るためには正確な寸法、詳細な形状など様々な情報が欠かせません。複雑な形状の加工を行う際、口頭で寸法や形状を説明するのは難しく、受け取り側に誤解を招きかねません。そこで、加工の指示や形状が描かれた図面が必要となってきます。
また電気回路における製図では、回路構成や動作等の機能を定められた回路記号(シンボル)を用いて作成します。

製図をする際の注意点

製図は第三者に正しく伝わることが最も重要です。製品を作る側に立ち、何が必要な情報なのか、正確に伝えるにはどのように表記したらいいのかを精査し記載します。

製図におけるルール

図面を見る人によって受け取り方が異なると重大な事故を起こしかねません。
立体的なものを平面で表現する場合、何の決まりもなく描くとそれぞれ独自の描き方をしてしまいます。
そのため「ISO規格」「IEC規格」「JIS規格」などに従い図面を作成します。




設計部門


要求される性能・機能などに基づいて機構や構造を定め、これに要する各部の材料・形状・寸法・加工方法・工程などの計画を立てます。
設計の主な流れは、以下のようになっています。


企画

仕様や適用規格などの決定。
さまざまな規格の調査、仕様が実現可能かを確認します。

構想設計

コンセプトの方向付け。
仕様を具体化します。大まかな構想や形状を考えます。

基本設計

コンセプトに基づいて様々な可能性を検討し、仕様概要を決定。
設計の具現化のため、図面の作成、取引先への見積もり、手配などをします。

詳細設計

強度や剛性、機能、信頼性、メンテナンス性の検討。
完成するモノについて、さまざまな考えや計算をし、機能が満たされているか確認します。

試作・評価

詳細設計にて、製作された部品を組み合わせて試作機を作り、試験、改良。
実際に完成したモノを見て、不具合が無いか、試験による確認を実施。その後、必要に応じ改良を実施します。

量産

改良を重ねた試作品を基に、量産。
改良を重ねた集大成を、世に送り出していきます。



製品販売部門

私たちは、製品の企画から量産へ至るまで、さまざまな形で社会に貢献しています。


設備品制作と販売

設計を含めた製品制作や部品調達販売を取り扱っています。
企業向けの設備品として数百キロの筐体を複数台、同時に製造できる生産ラインや、メインコントロール基板用の持ち運び可能なシミュレーションボックスを設計・開発・製造を開始し、お客様の製造効率、品質向上に貢献しています。
これらの重量物や電気を扱う製品を開発するために、お客様のニーズに合わせるだけでなく、取り扱いにおける操作性や安全面へ配慮した様々な製品の開発を進めています。